さて、いよいよ前回紹介したfishシェルを入れてbashから移行していきましょう。
1.fishのインストール#
まずはインストールから。
Homebrewを使って簡単にやっていきましょう。
Homebrewが入ってない人は入れましょう。便利ですよ。
WindowsについてはわからないのでWindowsの人は頑張って下さい。
//Homebrewアップデート確認 brew up //fishインストール brew install fish
と言っても二行打つだけです。
簡単ですね。
2.設定ファイルの移行#
bashから設定ファイルを移行しましょう。
ちょっとめんどくさいです。
//コンフィグファイルのディレクトリを作る mkdir $HOME/.config/fish //bashの設定をコピー //もし.bashrcが必要なら同じくconfig.fishに追加してください。 cp $HOME/.bash_profile $HOME/.config/fish/config.fish //configファイルを開く(お好きなエディタでどうぞ) vim $HOME/.config/fish/config.fish /* export PATH=/opt/local/bin:$PATH を set -x PATH /opt/local/bin $PATH の様に書き換える export GOPATH=$HOME/go は set -x GOPATH $HOME/go aliasはそのまま使える vimなら以下のコマンドを使うと楽です(ただの置き換えですが) :'<,'>s/export/set -x/gc :'<,'>s/PATH=/PATH /gc :'<,'>s/:/ /gc */
3.起動確認&デフォルトシェルに設定#
which fish//場所確認 ///usr/local/bin/fish //shellのリストに追記.他のshellの末尾に先ほどのパスを入れれば良いです。 sudo vim /etc/shells //起動確認(一回shell閉じたほうがいいかも?) fish //エラーが出なければデフォルトに設定 chsh -s /usr/local/bin/fish //色とか変えたければ編集(ブラウザが開かれる) fish_config
これで基本設定完了です!
4.(任意)VimModeの設定#
VimModeを使う方はfish_vi_key_bindings
を実行し、Emacsモードに戻すには fish_default_key_bindingsを実行してください。
また、VimModeですとオートサジェストの確定コマンドであるctrl+fが効かないので以下の設定をconfig.fishに追加しましょう。
# viモードでもCtrl-f使える様に function fish_user_key_bindings for mode in insert default visual fish_default_key_bindings -M $mode end fish_vi_key_bindings --no-erase end
快適!
5.(任意)プロンプトの設定#
最後はプロンプト(シェルの一番左に表示される文字列)のおしゃれ設定を晒して終わりです。
promptの設定は.config/fish/functions/fish_prompt.fishに書きます。
//開く vim .config/fish/functions/fish_prompt.fish //記入 function fish_prompt test $SSH_TTY and printf (set_color red)$USER(set_color brwhite)'@'(set_color yellow)(prompt_hostname)' ' test $USER = 'root' and echo (set_color red)"#" # Main カレントディレクトリ 色 gitリポジトリ 色 矢印 色 矢印 色 矢印 echo -n (prompt_pwd)(set_color cyan)(__fish_vcs_prompt) (set_color red)'❯'(set_color yellow)'❯'(set_color green)'❯ ' end
こんな感じ。
fish_configにあるやつを参考に書き換えたらいいと思います。
以上でbashからfishへの移行完了です。
さらに詳しく知りたい方はこちらがとても親切ですよ。
快適なシェル生活を!
ではまた。